進化戦略

進化戦略

執筆済 最適化進化計算ES

連続変数向けの進化計算。 Evolution Strategy、ES。 親に正規分布のノイズを足して子を作り、良かったものを次の親にする。 1960 年代に Rechenberg と Schwefel がベルリン工科大学で始めた。

xi=m+σzi,zi𝒩(0,C)
  • m … 分布の中心(現在の推定解)
  • σ … ステップサイズ。どれくらい広く探すか
  • C … 共分散行列。どの方向へ広く探すか

何を適応させるかで世代が分かれる#

ES の歴史は「分布のどこまでを自動調整するか」の歴史になっている。

適応させるもの 手法
何も(σ 固定) 素朴な (1+1)-ES
σ だけ 1/5 成功則、自己適応 ES
σC の対角成分 対角 ES
σC 全体 CMA-ES

C 全体を適応させると、変数間の相関を捉えられる。 細長い谷を持つ関数で決定的な差になる。

1/5 成功則#

Rechenberg が導いた古典的な指針。子のうち親より良かった割合が 1/5 より高ければ σ を大きく、低ければ小さくする。 成功率が高いのは慎重に進みすぎている (もっと大胆に動ける)、低いのは大きく飛びすぎているという解釈。 現代のステップサイズ適応も 動機は同じで、判断材料をより洗練させたもの。

参考文献#

ノート一覧を閉じる