正則化

正則化

執筆済 AI深層学習

過学習を抑えるための工夫の総称。

主な手法#

手法 内容
L2(重み減衰) λw2 を損失に足す。重みを小さく保つ
L1 λw1。重みが0 になる(疎になる)
Dropout 学習時にニューロンをランダムに無効化
データ拡張 回転・切り抜きなどで訓練データを水増し
早期終了 検証誤差が悪化したら止める
バッチ正規化 副作用として正則化にも効く
ラベル平滑化 正解確率を 1 でなく 0.9 などにする

Dropout#

学習時に各ニューロンを確率 p で 0 にする。 推論時は全ニューロンを使い、出力をスケールする。

解釈としては 指数的に多くの部分ネットワークのアンサンブルを 1 つのネットワークで近似している、というもの。

L1L2 の違い#

L1 で重みが 0 になるのは、 L1 球が座標軸上に尖った頂点を持つため。 制約領域と損失の等高線が頂点で接しやすい。

L2 は 0 に近づけるが 0 にはしない。

重み減衰の注意#

AdamL2 項を勾配に足す実装は、 v で割られてしまい本来の重み減衰にならない。 これを分離した AdamW が現在の標準。

暗黙の正則化#

明示的な正則化が無くても、 SGD のノイズや 早期終了が正則化として働くと考えられている。 二重降下で 過剰パラメータのモデルが汎化する理由の候補のひとつ。

参考文献#

ノート一覧を閉じる