正則化
過学習を抑えるための工夫の総称。
主な手法#
| 手法 | 内容 |
|---|---|
| (重み減衰) | を損失に足す。重みを小さく保つ |
| 。重みが0 になる(疎になる) | |
| Dropout | 学習時にニューロンをランダムに無効化 |
| データ拡張 | 回転・切り抜きなどで訓練データを水増し |
| 早期終了 | 検証誤差が悪化したら止める |
| バッチ正規化 | 副作用として正則化にも効く |
| ラベル平滑化 | 正解確率を 1 でなく 0.9 などにする |
Dropout#
学習時に各ニューロンを確率 で 0 にする。 推論時は全ニューロンを使い、出力をスケールする。
解釈としては 指数的に多くの部分ネットワークのアンサンブルを 1 つのネットワークで近似している、というもの。
と の違い#
で重みが 0 になるのは、 球が座標軸上に尖った頂点を持つため。 制約領域と損失の等高線が頂点で接しやすい。
は 0 に近づけるが 0 にはしない。
重み減衰の注意#
Adam で 項を勾配に足す実装は、 で割られてしまい本来の重み減衰にならない。 これを分離した AdamW が現在の標準。
暗黙の正則化#
明示的な正則化が無くても、 SGD のノイズや 早期終了が正則化として働くと考えられている。 二重降下で 過剰パラメータのモデルが汎化する理由の候補のひとつ。
参考文献#
- Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville. Deep Learning. MIT Press, 2016.(全文公開) https://www.deeplearningbook.org/
- Nitish Srivastava et al. Dropout: A Simple Way to Prevent Neural Networks from Overfitting. JMLR 15, 2014. https://jmlr.org/papers/v15/srivastava14a.html
- Ilya Loshchilov, Frank Hutter. Decoupled Weight Decay Regularization. ICLR, 2019. https://arxiv.org/abs/1711.05101