IPアドレス
ネットワーク上の位置を表す番号。
IPv4#
32 ビット。192.0.2.1 のように 8 ビットずつ 4 つに区切る。
枯渇した。 IANA の在庫は 2011 年に、 各地域レジストリも順次尽きた。
IPv6#
128 ビット。2001:db8::1。
事実上無限。普及は進んでいるが、 IPv4 との併用(デュアルスタック)が長く続いている。
サブネット#
192.0.2.0/24
↑ 上位 24 ビットがネットワーク部、残り 8 ビットがホスト部上位(ネットワーク部)が同じなら同一ネットワーク。 ルータはネットワーク部だけ見て転送先を決めるので、 経路表が現実的な大きさに収まる。
プライベートアドレス#
インターネットでは使われない範囲。
10.0.0.0/8
172.16.0.0/12
192.168.0.0/16家庭やオフィス内で自由に使える。 外に出るときは NAT でグローバルアドレスに変換する。
NAT の帰結#
NAT は IPv4 枯渇を延命したが、副作用がある。
| 副作用 | 内容 |
|---|---|
| 外から接続を開始できない | P2P、サーバ公開が難しい |
| エンドツーエンド原則を崩す | 中間が状態を持つ |
| プロトコルによっては通らない | IP アドレスを本文に含むもの |
WebRTC の STUN/TURN、 VPN、ポート転送といった仕組みは すべて NAT を回避するために存在する。
参考文献#
- James F. Kurose, Keith W. Ross. Computer Networking: A Top-Down Approach, 8th ed. Pearson, 2021.
- Address Allocation for Private Internets. RFC 1918, 1996. https://doi.org/10.17487/RFC1918
- Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification. RFC 8200, 2017. https://doi.org/10.17487/RFC8200