ニューラルネットワークの学習
1 ステップの流れ#
これを何万〜何百万回繰り返す。
最適化としての性質#
| 性質 | 内容 |
|---|---|
| 非凸 | 局所解・鞍点が多数 |
| 高次元 | パラメータ |
| 確率的 | ミニバッチによるノイズ |
| 二階手法が使えない | ヘッセ行列が持てない |
初期化が効く#
すべて 0 だと、全ニューロンが同じ勾配を受けて同じ値のまま (対称性が破れない)。
| 初期化 | 適する活性化 |
|---|---|
| Xavier / Glorot | tanh、シグモイド |
| He | ReLU |
いずれも層を通しても分散が保たれるようスケールを決めている。 初期化を誤ると学習が始まらない。
学習率のスケジュール#
固定より、変化させる方がよいことが多い。
- ウォームアップ — 最初は小さく、徐々に上げる。序盤の不安定を避ける
- 減衰 — コサイン減衰、ステップ減衰。終盤で細かく詰める
正規化#
バッチ正規化、層正規化は 層の出力の分布を揃えることで学習を安定させる。 Transformer では層正規化が標準。
参考文献#
- Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville. Deep Learning. MIT Press, 2016.(全文公開) https://www.deeplearningbook.org/
- Aston Zhang et al. Dive into Deep Learning. Cambridge University Press, 2023.(全文公開) https://d2l.ai/
- Kaiming He et al. Delving Deep into Rectifiers. ICCV, 2015. https://arxiv.org/abs/1502.01852