パーセプトロン
最も単純な計算単位。入力の重み付き和に非線形関数をかける。
Rosenblatt が 1958 年に提案した。
幾何的な意味#
が超平面。 パーセプトロンはこの平面でデータを 2 つに分ける。 が平面の法線ベクトル、 が原点からのずれ。
XOR 問題#
単層パーセプトロンは線形分離可能な問題しか解けない。
XOR は 1 本の直線で分けられないので学習できない。 Minsky と Papert が 1969 年にこれを指摘し、 ニューラルネットワーク研究の停滞(第一次冬の時代)を招いたとされる。
多層化で解決#
隠れ層を挟めば XOR も解ける。 層を重ねることで、線形分離可能な空間へ写してから分けるという 構造が作れるため。
ただし多層にすると、 どの層の重みをどう更新すべきかが分からなくなる。 この問題が誤差逆伝播法の 普及(1986 年)まで解決されなかった。
参考文献#
- Frank Rosenblatt. The perceptron: A probabilistic model for information storage and organization in the brain. Psychological Review 65(6), 1958. https://doi.org/10.1037/h0042519
- Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville. Deep Learning. MIT Press, 2016.(全文公開) https://www.deeplearningbook.org/