整数計画法

整数計画法

執筆済 最適化数理最適化整数計画

変数が整数値しか取れない線形計画。Integer Programming、IP。 すべての変数が整数なら IP、一部だけなら混合整数計画 (MIP)。

minxcxs.t.Axb,xn

なぜ急に難しくなるのか#

LP は多項式時間で解けるのに、 整数条件を足しただけで NP 困難になる。 実行可能領域が連続な多面体ではなく、飛び飛びの格子点になるため、 「頂点を辿れば最適解に届く」という性質が失われる。

0-1 変数を使えば「選ぶ / 選ばない」を表現できるので、 組合せ最適化の多くが MIP として書ける。 表現力の高さと難しさは表裏一体。

解き方#

分枝限定法 (branch and bound) が基本。 Land と Doig が 1960 年に提案した。

  1. 整数条件を外して LP として解く(連続緩和
  2. 解が整数ならそれが最適解
  3. 整数でない変数 xi=2.4 があれば、 xi2xi3 の 2 つの部分問題に分ける(分枝)
  4. 各部分問題の緩和解が、既知の最良解より悪ければその枝を捨てる(限定)

限定によって探索木の大部分を刈れるかどうかが実用性を決める。 切除平面法 (cutting plane) と組み合わせた branch and cut が現代のソルバの主流。

参考文献#

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