線形計画法

線形計画法

執筆済 最適化数理最適化LP

目的関数も制約もすべて線形な最適化問題。Linear Programming、LP。

minxcxs.t.Axb,x0

解が頂点にある#

実行可能領域は線形不等式で囲まれた凸多面体になる。 線形関数は多面体の内部で極値を持たないので、 最適解は必ず頂点(のいずれか)に存在する。 これが LP を解きやすくしている根本的な理由で、 無限の候補を有限個の頂点の探索に還元できる。

2 つの解法#

単体法 (simplex method) — Dantzig が 1947 年に考案。 頂点から隣の頂点へ、目的関数が改善する方向に移動する。 最悪計算量は指数時間だが、実用上は極めて速く、いまも標準的に使われる。

内点法 (interior point method) — Karmarkar が 1984 年に提案。 多面体の内部を通って最適解へ近づく。多項式時間であることが証明されており、 大規模問題では単体法より速いことが多い。

双対性#

すべての LP には対になる双対問題があり、両者の最適値は一致する(強双対定理)。 双対解は制約を 1 単位緩めたときの改善量(シャドープライス)を意味し、 実務ではこの解釈が主目的になることもある。

参考文献#

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