目的関数

目的関数

執筆済 最適化

解の良し悪しを 1 つの実数で表す関数。 コスト関数、損失関数、 評価関数、エネルギーとも呼ばれる。呼び名は分野の慣習で変わるだけで、 指しているものは同じ。

f:n

1 つの実数にすることの意味#

最適化アルゴリズムは「f(x1)f(x2) のどちらが小さいか」しか見ない。 だから多目的の問題(速さも安さも欲しい)は、そのままでは扱えない。 重み付き和で 1 本にまとめるか、多目的最適化の枠組みに移る必要がある。

重み付けで 1 本にまとめた瞬間に、「どの重みを選ぶか」という別の判断が 問題の中に持ち込まれることには注意がいる。

評価コストという軸#

同じ f でも、1 回計算するのに何がかかるかで手法選びが変わる。

評価にかかるもの 向く手法
マイクロ秒 数式で書ける関数 何でもよい
秒〜分 シミュレーション 進化計算ベイズ最適化
実験・実機 量子デバイスでの期待値測定 評価回数を強く制限する手法

量子計算の文脈では、f の 1 回の評価が有限ショットのサンプリングであるため、 戻り値そのものが確率的にぶれる。この場合は SPSA のようにノイズを前提とした手法が要る。

参考文献#

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