最適化問題
ある集合の中から、目的関数を最小にする要素を選ぶ問題。
標準形はこう書く。
最大化は なので、最小化だけ考えれば足りる。 文献が最小化で統一されているのはこのため。
実行可能領域#
制約をすべて満たす の集合を実行可能領域 と呼ぶ。 最適化とは の中で が最小になる点を探すこと。 が空なら その問題は実行不能で、解は存在しない。
解が存在するとは限らない#
を制約なしで最小化しようとすると、いくらでも小さくできてしまう(非有界)。 解の存在は当たり前ではなく、 が有界閉集合で が連続なら 最小値が存在する(Weierstrass の定理)、といった条件が要る。
参考文献#
- Stephen Boyd, Lieven Vandenberghe. Convex Optimization, §1.1, §4.1. Cambridge University Press, 2004. https://web.stanford.edu/~boyd/cvxbook/
- Jorge Nocedal, Stephen J. Wright. Numerical Optimization, §1. Springer, 2006. https://doi.org/10.1007/978-0-387-40065-5