探索と活用

探索と活用

執筆済 最適化

活用 (exploitation) は今わかっている良い場所を深掘りすること。 探索 (exploration) はまだ見ていない場所を調べること。 限られた評価回数をこの 2 つにどう配分するかが、非凸問題での性能を決める。

なぜ両立しないのか#

評価回数は有限なので、片方に使えばもう片方には使えない。

  • 活用に偏る → 最初に見つけた谷を掘り続け、局所最適解で終わる
  • 探索に偏る → 広く浅く見るだけで、どこも十分に詰められない

各手法がどう配分しているか#

手法 配分の仕組み
焼きなまし法 温度。高温では悪化も受け入れ(探索)、下げるにつれ活用へ
CMA-ES 探索分布の広がり。ステップサイズ σ が縮むと活用に寄る
PSO 個体の最良と群れの最良、どちらに強く引かれるかの係数
ベイズ最適化 獲得関数。予測値(活用)と不確かさ(探索)を明示的に足す
ABC Scout Bee。停滞した解を捨てて無作為に打ち直す

強化学習の多腕バンディット問題でも同じ構図が現れ、そちらでは ε-greedy や UCB として定式化されている。

参考文献#

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