組合せ最適化の基礎

組合せ最適化の基礎

執筆済 最適化組合せ最適化

離散的な決定を扱うときに共通する考え方。

定式化の型#

多くの組合せ問題は 0-1 変数で書ける。

xi={1i を選ぶ0選ばない

「ちょうど 1 つ選ぶ」は ixi=1、 「両立しない」は xi+xj1 のように制約で表現する。 この形にすれば整数計画のソルバに載せられる。

計算量の見取り図#

クラス 意味
P 多項式時間で解ける 最短経路、最小全域木、割当問題
NP 困難 多項式時間の解法が知られていない TSPMax-Cut

似た見た目でも難易度がまったく違うのがこの分野の特徴。 割当問題は多項式時間で解けるのに、TSP は NP 困難。 問題を定式化したら、まず既知のどの問題に帰着するかを確かめるのが定石。

緩和#

整数条件を外して連続問題として解くのが緩和。 得られる値は最適値の下界(最小化の場合)になるので、

  • 分枝限定法の限定に使える
  • 近似解の品質の保証に使える

半正定値計画への緩和(SDP 緩和)は、Max-Cut に対して 0.878 倍の近似保証を与えることが知られている。

参考文献#

ノート一覧を閉じる