数分割問題

数分割問題

執筆済 最適化組合せ最適化

与えられた数の集合を 2 組に分け、和の差を最小にする問題。 Number Partitioning。

mins{1,+1}n|i=1nsiai|

si=+1 なら集合 A、1 なら集合 B に入れる。

見た目に反して難しい#

問題の記述は 1 行で済むのに NP 困難。 Garey と Johnson が「最も簡単な難しい問題」と呼んだことで知られる。

一方で、数の桁数が小さければ動的計画法で 擬多項式時間で解ける(弱 NP 困難)。 「入力の値の大きさ」が計算量に効く点が特徴的。

相転移#

数を {1,,2m} から引くとき、m/n を変えると 完全分割(差が 0 または 1)が存在する確率が急激に変わるm/n1 を境に、ほぼ存在する側からほぼ存在しない側へ移る。 統計物理と組合せ最適化を繋ぐ題材としてよく取り上げられる。

QUBO / イジング表現#

上の式の絶対値を二乗すれば、そのまま イジング模型のエネルギーになる。

H=(isiai)2=i,jaiajsisj

すべての組 (i,j) が結合するので完全結合量子アニーリングの ハードウェアで扱うときは、この密な結合が制約になる。

参考文献#

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