位置と速度の更新

位置と速度の更新

執筆済 最適化PSO

PSO の中身はこの 2 本の式に尽きる。

viwvi+c1r1(pixi)+c2r2(gxi) xixi+vi

r1,r2 は各成分が [0,1] の一様乱数、 は成分ごとの積。

3 つの項#

呼び名 働き
wvi 慣性 前の動きを引き継ぐ。行き過ぎと探索の源
c1r1(pixi) 認知項 自分の最良へ引き戻す
c2r2(gxi) 社会項 群れの最良へ引き寄せる

認知項だけなら各粒子が独立に探索し、社会項だけなら全員が一点に集まる。 両方あることで、群れとしてまとまりつつ広がりも保つ。

慣性重み#

原論文には慣性項が無く、速度が発散しやすかった。 Shi と Eberhart が 1998 年に w を導入して安定させた。 w を反復に応じて 0.9 から 0.4 へ線形に減らす運用が広く使われる。 序盤は広く探し、終盤は収束させるという 探索と活用の切り替えにあたる。

収縮係数#

Clerc と Kennedy は、更新式を力学系として解析し、 発散しない条件から収縮係数 χ を導いた。

viχ[vi+c1r1(pixi)+c2r2(gxi)]

φ=c1+c2>4 のとき χ=2/|2φφ24φ|φ=4.1 なら χ0.7298 で、慣性重み 0.7298・ c1=c2=1.4962 という広く使われる設定と一致する。 経験則だった設定に理論的な裏付けを与えた点で重要な結果。

参考文献#

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