研究課題の立て方

研究課題の立て方

執筆済 研究

答えられる問いに絞り込む。

悪い: 「AI を良くしたい」          → 大きすぎて確かめられない
良い: 「手法 X は、条件 C のもとで
        指標 M において Y を上回るか」  → 実験で決着がつく

良い問いの条件#

条件 内容
反証可能 「違った」という結果がありうる
具体的 何を測れば答えが出るか明確
未解決 調査で確認済み
実行可能 手持ちの資源・時間で確かめられる
意味がある 答えが分かって何かが変わる

最後が抜けやすい。 「誰も調べていない」ことと 「調べる価値がある」ことは別。

ギャップの見つけ方#

手がかり 具体
論文の「今後の課題」 著者自身が認めた欠落
仮定が強い箇所 その仮定を外せるか
条件が限定的な結果 別の条件でも成り立つか
手法どうしの未比較 公平な比較がされていない
別分野の手法の転用 隣接分野で有効な技法
再現できない報告 それ自体が結果になりうる

絞り込む#

広い関心(最適化を良くしたい)
   ↓ 対象を限定
(連続最適化のうち、多峰性の強い問題で)
   ↓ 手法を限定
([[最適化/進化計算/CMA-ES|CMA-ES]] の再スタート戦略について)
   ↓ 問いにする
(再スタート条件 X は、条件 C で成功率を改善するか)

狭くすることを恐れない。 狭い問いに厳密に答える方が、 広い問いに曖昧に答えるより価値がある。

参考文献#

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