量子誤りとは何か

量子誤りとは何か

執筆済 量子誤り訂正

量子チャネルとして記述される、状態の意図しない変化。

基本の 3 種類#

任意の 1 量子ビット誤りは、パウリ演算子の線形結合で書ける。

誤り 演算子 作用
ビット反転 X 01
位相反転 Z 11
両方 Y=iXZ 上記の組み合わせ

連続誤差の離散化#

実際の誤りは、微小な回転のような連続的なもの。

E=c0I+c1X+c2Y+c3Z E|ψ=c0|ψ+c1X|ψ+c2Y|ψ+c3Z|ψ

シンドローム測定を行うと、 この重ね合わせがどれか 1 つに射影される

X が起きた」「何も起きなかった」のいずれかに確定する。 連続的な誤りが離散的な誤りに変わるので、 XZ を訂正できれば任意の誤りを訂正できる。

この離散化が無ければ、量子誤り訂正は成立しなかった。

位相反転は古典に無い#

Z 誤りは古典ビットには存在しない。 相対位相を変えるだけで、 計算基底で測っても分からない。

しかし干渉に効くため、量子計算の結果を壊す。 量子特有の誤りモードであり、 量子誤り訂正符号が古典符号の単純な移植でない理由。

参考文献#

ノート一覧を閉じる