証明の考え方

証明の考え方

執筆済 数学論理

証明とは、前提から結論へ、各段階が正当化された道筋を示すこと。

推論規則#

規則
モーダスポネンス PPQ から Q
モーダストレンス ¬QPQ から ¬P
三段論法 PQQR から PR

これらは形式だけで正しさが決まる。 内容を理解しなくても検証できることが形式化の意義で、 だから計算機に証明を検証させられる。

健全性と完全性#

性質 意味
健全性 証明できることは真である
完全性 真であることは証明できる

一階述語論理はどちらも成り立つ(Gödel の完全性定理)。 一方、算術を含む体系では不完全性定理により、 真だが証明できない命題が存在する。

誤りやすい形#

  • 逆の混同PQ から QP を導く
  • 必要条件で満足する — 必要条件を確かめて結論と思う
  • 循環論法 — 示したいことを前提に使う
  • 一般化しすぎ — 例をいくつか確かめて「すべて」と言う

最後は特に注意が要る。 手法の比較で 「いくつかの関数で勝った」から 「この手法は優れている」と結論するのは、この誤りの一形態。

参考文献#

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