焼きなまし法

焼きなまし法

執筆済 最適化局所探索焼きなまし

悪化する移動も、確率的に受け入れる局所探索。 Simulated Annealing、SA。金属を高温から徐々に冷やして 結晶構造を整える焼きなましが名前の由来。

Kirkpatrick らが 1983 年に組合せ最適化へ導入した。

手順#

  1. 温度 T を高く設定する
  2. 現在解の近傍から候補 x を作る
  3. Δ=f(x)f(x) を計算する
  4. Δ<0(改善)なら必ず受け入れる
  5. Δ0(悪化)でも確率 exp(Δ/T) で受け入れる
  6. T を少し下げ、2 へ戻る

温度の役割#

T 受理確率 振る舞い
高い 悪化もほぼ受け入れる ほぼランダムウォーク。広く探索
中くらい 小さい悪化は受け入れる 浅い局所解から抜けられる
低い 改善しか受け入れない 山登り法と同じ

つまり温度が探索と活用の 配分をひとつのパラメータで制御している。

理論保証と現実#

冷却が十分に遅ければ(Tkc/logk 程度)、 確率 1 で大域最適解に収束することが証明されている。 ただしこの冷却速度は実用にならないほど遅く、 現実には指数冷却などの速い冷却を使う。 つまり理論保証は実際の運用では成り立っていない

参考文献#

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