サンプリングによる探索

サンプリングによる探索

執筆済 最適化ブラックボックス最適化

分布から引いて、測って、分布を更新するという繰り返し。 探索分布を持つ手法に共通する骨格。

1. x_1, ..., x_λ ~ p_θ        分布から引く
2. f(x_1), ..., f(x_λ)        測る
3. θ ← update(θ, x, f)        分布を更新する

何個引くか#

1 世代の標本数 λ は、次の綱引きで決まる。

  • 多い … 分布の更新が安定する。並列に評価できる。1 世代が高価
  • 少ない … 世代を多く回せる。更新が標本のばらつきに揺さぶられる

CMA-ES の既定値 λ=4+3lnn は 次元に対して緩やかにしか増えない。多峰性が強いときは これを増やすのが定石で、IPOP はそれを自動化したもの。

順位を使うか、値を使うか#

更新に目的関数の値そのものを使うか、順位だけを使うかで性質が変わる。

値を使う 順位を使う
ABC のルーレット選択 CMA-ES
スケール変換 影響を受ける 不変
外れ値 引きずられる 影響が限定的

f のスケールが事前に分からないブラックボックスでは、 順位を使う設計の方が頑健になる。

並列化との相性#

同一世代の λ 個は互いに独立に評価できる。 評価が高価な問題では、この並列性が実時間を大きく縮める。 勾配降下法のような逐次的な手法と 対照的な利点。

参考文献#

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