位置情報

位置情報

執筆済 AILLMTransformer

Self-Attention順序を区別しない(置換等変)。 そのため位置の情報を別途注入する必要がある。

「猫が犬を追う」と「犬が猫を追う」を 区別できなければ言語モデルにならない。

主な方式#

方式 内容
正弦波 固定の三角関数を埋め込みに足す(原論文)
学習可能 位置ごとのベクトルを学習する
RoPE Query と Key を位置に応じて回転させる
ALiBi Attention スコアに距離に比例した罰を足す

RoPE#

現在の主流。埋め込みベクトルを 2 次元ずつの組に分け、 位置 m に応じた角度で回転させる。

𝐪m=Rm𝐪

内積を取ると

Rmq,Rnk=f(q,k,mn)

相対位置 mn にだけ依存する形になる。 絶対位置ではなく相対位置が自然に表現される点が優れている。

長さの外挿#

訓練時より長い系列を扱えるかは実用上重要な問題。

  • 学習可能な位置埋め込み … 訓練長を超えると破綻する
  • RoPE … 補間や基底周波数の調整で拡張できる
  • ALiBi … 外挿性が高いとされる

長文脈対応をうたうモデルの多くは、 RoPE のスケーリング調整と追加学習を組み合わせている。

参考文献#

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