埋め込み
トークンを密なベクトルに写す。
は数百〜数千。学習可能なパラメータ(埋め込み行列)。
なぜベクトルにするのか#
one-hot 表現(語彙数次元の疎ベクトル)では
- 次元が語彙数(10 万超)
- すべての語が等距離。意味の近さを表現できない
密ベクトルなら、意味的に近い語が近い位置に配置される。 「学習によって意味の空間が作られる」と言える。
意味の演算#
Word2Vec で有名になった性質。
意味の関係がベクトルの差として現れる。 ただしこの性質は誇張されて伝わった面があり、 後の検証では条件依存であることが指摘されている。
文脈依存へ#
Word2Vec や GloVe は語ごとに 1 つのベクトル(静的)。 「bank」が銀行か土手かを区別できない。
Transformer の埋め込みは Attention を通ることで 文脈に応じて変化する(動的)。 これが大きな進歩だった。
検索での利用#
文や文書を 1 つのベクトルにまとめれば、 意味的な検索ができる。 RAG の基盤技術。
参考文献#
- Tomas Mikolov et al. Efficient Estimation of Word Representations in Vector Space. 2013. https://arxiv.org/abs/1301.3781
- Dan Jurafsky, James H. Martin. Speech and Language Processing, 3rd ed. draft.(全文公開) https://web.stanford.edu/~jurafsky/slp3/
- Aston Zhang et al. Dive into Deep Learning. Cambridge University Press, 2023.(全文公開) https://d2l.ai/