モメンタム

モメンタム

執筆済 最適化勾配法

過去の更新方向を慣性として引き継ぐ仕組み。Polyak が 1964 年に導入した。

vk+1=βvk+f(xk),xk+1=xkηvk+1

β は慣性係数で 0.9 前後が標準。

ジグザグを消す#

勾配降下法のジグザグでは、 谷を横切る成分が毎回符号を変えるのに対し、 谷に沿って下る成分は符号が一定

移動を足し合わせると、符号が変わる成分は打ち消し合い、 一定の成分は積み上がる。結果として谷筋方向だけが加速される。

これはCMA-ES の進化パスと まったく同じ発想で、あちらも移動を累積することで 「往復しているか、進み続けているか」を判別している。

Nesterov の加速#

先に慣性ぶん進んでから勾配を測る、という変更を加えたもの。

vk+1=βvk+f(xkηβvk)

行き先を見てからブレーキをかけるので、行き過ぎが抑えられる。 凸で L-平滑な問題では収束率が 𝒪(1/k) から 𝒪(1/k2) へ改善し、一階の手法として最適であることが知られている。

参考文献#

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