ABCの基本
近傍生成#
ABC で新しい候補を作る式はこれひとつ。
- … いま担当している蜜源
- … 無作為に選んだ別の蜜源()
- … 無作為に選んだ1 つの成分
- … の一様乱数
2 つの設計判断#
1 成分しか変えない。 残りの成分は のまま。 1 回の試行で変わるのは 1 次元だけになる。
差分を使う。 は 差分進化と同じ発想で、 集団が広く散っていれば大きく動き、収束すれば自然に小さく動く。 ステップサイズを別に管理しなくてよい。
この「1 成分だけ」が ABC の性格を決めている。 探索は慎重になり局所解に落ちにくい一方、 次元が上がるほど収束が遅くなる。 次元なら 全成分を一巡するのに最低 回の試行が要る。
貪欲な選択#
作った と元の を比べ、良い方だけを残す。 悪化は決して受け入れない。 焼きなまし法と対照的で、 ABC が局所解から抜け出す役目は Scout Bee に分離されている。
適応度#
最小化問題では、目的関数値をそのまま確率に使えないので変換する。
これをOnlooker Bee の選択確率に使う。
参考文献#
- Dervis Karaboga, Bahriye Basturk. A powerful and efficient algorithm for numerical function optimization: artificial bee colony (ABC) algorithm. Journal of Global Optimization 39, 2007.(原論文) https://doi.org/10.1007/s10898-007-9149-x
- Dervis Karaboga, Bahriye Basturk. On the performance of artificial bee colony (ABC) algorithm. Applied Soft Computing 8(1), 2008. https://doi.org/10.1016/j.asoc.2007.05.007
- Dervis Karaboga et al. A comprehensive survey: artificial bee colony (ABC) algorithm and applications. Artificial Intelligence Review 42, 2014.(総説) https://doi.org/10.1007/s10462-012-9328-0