固有値・固有状態

固有値・固有状態

執筆済 量子力学
Aˆ|a=a|a

固有状態にある系を測ると、必ず対応する固有値が出る。 確率が 1 に集中する唯一の場合。

測定の理論そのもの#

測定の規則は固有値問題として書かれている。

  • 得られる値の候補 = 固有値の集合(スペクトル
  • 測定後の状態 = 対応する固有状態
  • 確率 = 固有状態への射影の大きさ

エルミート性により固有値は実数、 固有状態は直交基底をなす。 異なる測定結果に対応する状態は完全に区別できる、 という性質がここから出る。

エネルギー固有状態#

ハミルトニアンの固有状態は定常状態。 時間が経っても位相しか変わらない。

|ψ(t)=eiEt/|ψ(0)

大域位相なので観測可能な性質が変化しない。 最小固有値の状態が基底状態で、 VQE量子化学が求めているもの。

縮退#

同じ固有値に複数の固有状態が対応する場合。 測定してもどの状態かは決まらず、 その固有空間への射影になる。

参考文献#

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