KKT条件
不等式制約を含む最適化の最適性条件。 Karush-Kuhn-Tucker。
4 つの条件#
相補性が肝#
(4) は「 または 」を意味する。
- 制約が効いていない(、内点)→
- 制約が効いている(、境界上)→ でよい
つまりどの制約が実際に効いているかを条件の中で自動的に切り分けている。 有効制約法はこれを直接利用して、 効いている制約だけを等式として扱う。
必要か十分か#
| 問題 | KKT 条件 |
|---|---|
| 凸(かつ制約想定を満たす) | 必要十分 |
| 非凸 | 必要条件のみ |
非凸では KKT 点が局所解とも限らない(鞍点でも成り立つ)。 「KKT 条件を満たした」=「最適解を得た」ではない。
参考文献#
- Stephen Boyd, Lieven Vandenberghe. Convex Optimization. Cambridge University Press, 2004.(全文公開) https://web.stanford.edu/~boyd/cvxbook/
- Jorge Nocedal, Stephen J. Wright. Numerical Optimization, 2nd ed. Springer, 2006. https://doi.org/10.1007/978-0-387-40065-5