パラメータ付き量子回路

パラメータ付き量子回路

執筆済 量子計算VQE

連続パラメータを持つゲートを含む回路。 PQC、Ansatz。

|ψ(θ)=U(θ)|0n,θp

Ry(θi)Rz(θi) などの回転ゲートのパラメータを、 古典最適化器で調整する

構造#

多くの Ansatz は次の繰り返しでできている。

[回転層] → [もつれ層] → [回転層] → [もつれ層] → …
  • 回転層 … 各ビットにパラメータ付き 1 量子ビットゲート
  • もつれ層 … CNOT を並べる(パラメータなし)

層数を増やすと表現力が上がるが、深さも増えて ノイズの影響を受ける。

設計の 2 系統#

系統 考え方
ハードウェア効率型 実機で実行しやすい形を優先 HEATwoLocal
問題由来型 物理・化学の構造を反映 UCCSD、QAOA

ハードウェア効率型は浅く作れるが、 barren plateau に陥りやすく、化学的な意味づけが無い。 問題由来型は意味が明確だが深くなりがち。

勾配の計算#

パラメータシフト則により、解析的な勾配が回路の実行で得られる。

Hθi=12[Hθi+π/2Hθiπ/2]

有限差分と違い近似ではない。 ただしパラメータ 1 つにつき 2 回の回路実行が要るので、 p 個のパラメータで 𝒪(p) 回。 これがSPSA(次元によらず 2 回)が 選ばれる理由になっている。

参考文献#

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