量子ビット

量子ビット

執筆済 量子計算

量子計算の情報の最小単位。2 準位系

|ψ=α|0+β|1,|α|2+|β|2=1

古典ビットとの違い#

古典ビット 量子ビット
状態 0 か 1 複素数 2 つ(規格化と大域位相を除き実 2 自由度)
読み出し 何度でも 1 回。状態が壊れる
複製 自由 不可能(複製不可能定理)
n n ビット 2n 個の振幅

物理的な実装#

2 準位系でありさえすればよいので、様々な実装がある。

方式 2 準位の中身 特徴
超伝導 回路の 2 つのエネルギー準位 高速。極低温が要る
イオントラップ イオンの内部準位 精度が高い。遅い
光子 偏光など 室温。相互作用させにくい
中性原子 原子の準位 配列の自由度が高い

どの方式でもノイズとの戦いになる。

論理量子ビットと物理量子ビット#

実機の量子ビット(物理)は誤りやすい。 誤り訂正により、 多数の物理量子ビットから 1 つの信頼できる論理量子ビットを作る。

現在の見積もりでは、1 論理量子ビットに 数百〜数千の物理量子ビットが要る。 これが実用的な量子計算機の実現を遠ざけている主要因。

参考文献#

ノート一覧を閉じる