統計的有意差

統計的有意差

執筆済 数学統計

p<α(多くは 0.05)となったときに「有意差あり」と言う。

α=0.05 に根拠は無い#

Fisher が便宜的に示した目安が慣習化したもので、 理論的な必然性は無い。分野によって 0.015σ(物理)など様々。

閾値の両側で結論が二分されることが問題視されており、 p=0.049p=0.051 を質的に違うものとして扱うのは 統計的に正当化できない。

「有意」という語の誤解#

日常語の「重要」ではなく、 **「偶然では説明しにくい」**という意味しかない。

言えること 言えないこと
偶然では説明しにくい 効果が大きい
H0 と整合しにくい H0 が偽である確率
実用上意味がある

p ハッキング#

有意になるまで、条件・指標・除外基準を変えて試すこと。 意図的でなくても起こりうる(研究者の自由度)。

対策は、分析計画を事前に決める(事前登録)、 効果量信頼区間を報告する、 多重比較を補正する、など。

最適化手法の比較でも、 ベンチマーク関数を後から選び直せば同じ問題が起きる。

参考文献#

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