VQE

VQE

ハミルトニアンの最小固有値を、浅い量子回路と古典最適化の往復で求める手法。NISQ 期の主力。

執筆済 量子アルゴリズムVQE

Variational Quantum Eigensolver。 ハミルトニアンの最小固有値(基底エネルギー)を、 量子回路と古典最適化器の往復で求める手法。

Peruzzo らが 2014 年に提案した。

E0minθψ(θ)|H|ψ(θ)

変分原理#

どんな状態を試しても、期待値は最小固有値を下回らない。 だから最小化すれば基底エネルギーに近づく。 これが理論的な支え。

構成#

なぜ NISQ 向きなのか#

量子位相推定が 指数的に深い回路を要するのに対し、 VQE は浅い回路を何度も実行する。 コヒーレンス時間の制約に合う。

代わりに失うものがある。

QPE VQE
回路の深さ 深い 浅い
精度保証 あり なし
収束保証 なし(非凸最適化)
測定回数 少ない 膨大

参考文献#

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