第二量子化

第二量子化

執筆済 量子化学

粒子の「占有数」で状態を記述する形式。 量子計算との橋渡しになる。

波動関数から占有数へ#

第一量子化では、N 個の電子の座標の関数として書く。

Ψ(x1,,xN)

第二量子化では、各軌道に電子が何個入っているかで書く。

|n1n2nM,ni{0,1}

電子はフェルミオンなので占有数は 0 か 1。

なぜ量子計算に適するのか#

占有数がそのままビット列になる。

|n1n2nMM 量子ビット

反対称性を明示的に扱う必要がなく、 演算子の代数に押し込められる。

量子ビット数 = スピン軌道数という明快な対応が得られるのが、 量子化学が量子計算と相性が良いとされる理由。

ハミルトニアンの形#

H=pqhpqapaq+12pqrshpqrsapaqaras

1 電子項と 2 電子項。 係数 h は古典計算(積分)で求めておく。

2 電子項が 𝒪(M4) 個あるため、 測定すべき項数が 軌道数の 4 乗で増える。これが実用化の障壁のひとつ。

参考文献#

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