生成演算子・消滅演算子

生成演算子・消滅演算子

執筆済 量子化学

第二量子化の基本演算子。

記号 働き
ap 軌道 p に電子を 1 個作る
ap 軌道 p から電子を 1 個消す

反交換関係#

フェルミオンなので、 交換ではなく反交換の関係を満たす。

{ap,aq}=δpq,{ap,aq}=0

{A,B}=AB+BA

{ap,ap}=0 より (ap)2=0同じ軌道に 2 個は入れられない(Pauli 原理)が、 代数から自動的に出る。

位相の厄介さ#

反交換関係のため、演算子を並べ替えると符号が変わる。

apaq=aqap

この符号(位相)を量子ビットの世界でどう表現するかが問題になる。 量子ビットのパウリ演算子は異なるビット間で交換するので、 そのままでは反交換関係を再現できない。

これを解決するのがJordan-Wigner 変換で、 Z 演算子の連鎖によって符号を追跡する。

演算子で書ける操作#

操作 表現
粒子数 nˆp=apap
1 電子励起 apaq
2 電子励起 apaqaras

UCCSD Ansatz は、これらの励起演算子の指数関数として構成される。

参考文献#

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