方向微分
指定した方向 (単位ベクトル)に沿った変化率。
偏微分の一般化#
とすれば偏微分そのもの。 方向微分は軸方向に限らない、任意の方向についての変化率を与える。
勾配との関係#
は と のなす角。
| 意味 | |
|---|---|
| 0 | 最も増える。勾配方向 |
| 変化しない。等高線に沿う方向 | |
| 最も減る。降下方向 |
最適化での使い方#
が降下方向であるとは のこと。 勾配降下法は を取るが、 を満たせば何でも降下方向になる。
Newton 法の が 降下方向であるためには が正定値である必要があり、 そうでないときに修正が要る理由がここにある。
参考文献#
- MIT OCW 18.02 Multivariable Calculus https://ocw.mit.edu/courses/18-02-multivariable-calculus-fall-2007/
- Jorge Nocedal, Stephen J. Wright. Numerical Optimization, 2nd ed. Springer, 2006. https://doi.org/10.1007/978-0-387-40065-5