分散

分散

執筆済 数学確率
Var(X)=𝔼[(Xμ)2]=𝔼[X2]μ2

平均からのずれの二乗の期待値。 散らばりの度合い。

なぜ二乗するのか#

単純なずれ 𝔼[Xμ] は必ず 0 になる(正負が打ち消す)。 絶対値でもよいが、二乗の方が

  • 微分できる(最適化しやすい)
  • 分解の公式が綺麗(独立なら加法的)
  • 内積ノルムの構造と対応する

加法性#

XYVar(X+Y)=Var(X)+Var(Y)

独立なら分散は足せる。これがnの源。 n 個の平均の分散は σ2/n、標準偏差は σ/n

モンテカルロ法の誤差が 𝒪(1/N) なのも、 量子測定のショットノイズが 1/shots で減るのも同じ理屈。

一般には足せない#

Var(X+Y)=Var(X)+Var(Y)+2Cov(X,Y)

共分散項が残る。 共分散行列を使えば Var(aX)=aΣa と書け、 半正定値性が分散の非負性そのものであることが見える。

参考文献#

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