離散確率分布
確率変数がとびとびの値を取る場合の分布。 確率質量関数 (PMF) で表す。
代表的な分布#
| 分布 | 表すもの | 期待値 |
|---|---|---|
| ベルヌーイ | 1 回の成否 | |
| 二項 | 回中の成功数 | |
| 幾何 | 初めて成功するまでの回数 | |
| ポアソン | 単位時間あたりの発生数 | |
| 一様(離散) | 通りが等確率 |
この分野での登場#
量子測定の結果は離散分布になる。 量子ビットを測れば 通りの結果があり、 それぞれの確率が振幅の絶対値二乗で決まる。
有限ショットで期待値を推定するとき、 測定結果は二項分布(あるいは多項分布)に従う。 このばらつきがショットノイズで、 VQE の最適化を難しくしている原因。
SPSA の摂動に 対称ベルヌーイ分布を使うのも、離散分布の応用例。
参考文献#
- Charles M. Grinstead, J. Laurie Snell. Introduction to Probability, 2nd ed. AMS, 1997.(全文公開) https://open.umn.edu/opentextbooks/textbooks/21
- Larry Wasserman. All of Statistics: A Concise Course in Statistical Inference. Springer, 2004. https://doi.org/10.1007/978-0-387-21736-9