二項分布

二項分布

執筆済 数学確率
P(X=k)=(nk)pk(1p)nk

成功確率 p の試行を n 回行ったときの成功回数。

𝔼[X]=np,Var(X)=np(1p)

量子測定との対応#

量子計算のショットノイズはこの分布。 ある観測量を n ショット測り、k 回「1」が出たとする。 確率 p の推定値は pˆ=k/n で、その標準誤差は

SE(pˆ)=p(1p)n12n

精度を 1 桁上げるには 100 倍のショットが要る。 これがVQE の 実行時間を支配し、評価回数を惜しむ最適化手法が 必要になる根本的な理由。

正規近似#

n が大きいと中心極限定理により 正規分布で近似できる。

X𝒩(np,np(1p))

目安は np5 かつ n(1p)5p が 0 や 1 に近いとこの近似は悪く、 信頼区間の計算では Wilson 区間などを使う方が良い。

参考文献#

ノート一覧を閉じる