テイラー展開

テイラー展開

執筆済 数学微分積分
f(x+h)=f(x)+fh+12hHh+𝒪(h3)

関数を、その点の近くで多項式に置き換える。

最適化の全体像がここにある#

ほとんどの最適化手法は、この展開をどこで打ち切るかで分類できる。

打ち切り 得られる手法
一次まで 勾配降下法f 方向へ進む
二次まで Newton 法。二次関数の底へ飛ぶ
二次(近似) 準 Newton 法、信頼領域法

つまり「関数を局所的に何次まで信じるか」が手法の違いになっている。

近似が効く範囲#

展開は h が小さいときにしか信用できない。 剰余項が 𝒪(h3) なので、 遠くへ飛ぶと近似が崩れる。

これが直線探索信頼領域法が必要な理由。 Newton 法が「解の近くでは速いが遠方では暴れる」のは、 二次近似が遠方で当てにならないため。

剰余項#

Lagrange の剰余項により、誤差を定量化できる。

Rk=f(k+1)(ξ)(k+1)!hk+1

数値微分の誤差評価も、 数値積分の誤差評価も、この形から導かれる。

参考文献#

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