微分
その点での変化率、あるいは接線の傾き。
局所的な線形近似#
微分のもう一つの読み方が本質的。
曲がった関数を、その点の近くで直線で置き換える。 これが微分の実用的な意味で、 線形代数の道具を非線形な問題に持ち込むための橋渡しになる。
多変数に一般化するとヤコビ行列、 二次まで拡げるとテイラー展開。
最適化での役割#
が極値の必要条件。 これを解く、あるいは の符号を使って下る、 というのが微分に基づく最適化の全体像。
計算の 3 通り#
| 方法 | 内容 | 精度 |
|---|---|---|
| 手計算・記号微分 | 数式として導関数を求める | 厳密 |
| 数値微分 | 差分で近似 | 誤差あり。桁落ちに注意 |
| 自動微分 | 連鎖律を計算グラフに適用 | 機械精度 |
深層学習のフレームワークが使うのは自動微分。 数値微分ではなく、記号微分でもない第三の方法である点が要点。
参考文献#
- MIT OCW 18.01 Single Variable Calculus https://ocw.mit.edu/courses/18-01-single-variable-calculus-fall-2006/
- Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville. Deep Learning. MIT Press, 2016. https://www.deeplearningbook.org/