標準偏差

標準偏差

執筆済 数学確率
σ=Var(X)

分散の平方根。

なぜ平方根を取るのか#

単位が元の変数と揃う。 身長の分散は cm²、標準偏差は cm。 値の散らばりを直感的に読めるのは標準偏差の方。

理論的な計算では分散(加法性がある)、 結果の報告では標準偏差、という使い分けになる。

正規分布での目安#

正規分布なら

範囲 含まれる割合
μ±σ 68.3%
μ±2σ 95.4%
μ±3σ 99.7%

物理で「5σ」を発見の基準にするのは、 偶然でそこまで外れる確率が 3×107 程度だから。

この目安は正規分布に限る。 裾の重い分布では 3σ を超える事象がずっと頻繁に起きる。

標準誤差との違い#

  • 標準偏差 … データそのもののばらつき
  • 標準誤差 … 推定量(標本平均など)のばらつき。σ/n

n を増やしても標準偏差は変わらないが、標準誤差は小さくなる。 実験結果を報告するとき、 どちらを書いているかを明示しないと誤解を招く。

参考文献#

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