微分方程式
未知の関数とその導関数の関係式。
代数方程式が数を求めるのに対し、微分方程式は関数そのものを求める。
種類#
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 常微分方程式 (ODE) | 独立変数が 1 つ。時間発展など |
| 偏微分方程式 (PDE) | 独立変数が複数。空間と時間 |
| 線形 | 解の重ね合わせが成り立つ |
| 非線形 | 一般に解析解が無い |
線形なら行列で解ける#
を対角化すれば で、 固有値が解の振る舞い(減衰・振動・発散)を決める。
この分野での登場#
**シュレディンガー方程式**が最重要。
線形なので上と同じ形で解け、 。 がエルミートなので はユニタリになり、 確率が保存される。
量子シミュレーションは この時間発展を量子回路で実装する問題。
数値解法#
解析解が無いのが普通なので、数値的に解く。 オイラー法、Runge-Kutta 法が基本。 Trotter 分解も、 指数関数の分割という意味で同じ系譜にある。
参考文献#
- MIT OCW 18.03 Differential Equations https://ocw.mit.edu/courses/18-03-differential-equations-spring-2010/
- Ernst Hairer, Syvert P. Nørsett, Gerhard Wanner. Solving Ordinary Differential Equations I, 2nd ed. Springer, 1993. https://doi.org/10.1007/978-3-540-78862-1