射影

射影

執筆済 数学線形代数

ベクトルを、ある部分空間に「落とす」変換。

Pv(x)=x,vv,vv

v 方向への射影。v が単位ベクトルなら P=vv

射影行列の特徴づけ#

P2=P(冪等)

一度落とした先をもう一度落としても変わらない。 直交射影ならさらに P=P(対称)。 この 2 条件が直交射影行列の定義になる。

固有値は 0 か 1 のみ。1 の固有空間が射影先、0 の固有空間が捨てられる方向。

最小二乗法#

Ax=b が解けないとき(bA の列空間に無い)、 b を列空間へ射影した点が最も近い到達点。

xˆ=(AA)1Ab

残差 bAxˆ が列空間と直交する、 という条件から直ちに導かれる。回帰分析の正規方程式そのもの。

他の場面#

  • 制約付き最適化の射影法。 更新のたびに実行可能領域へ落とす
  • 固有値分解λiqiqi は 射影の重み付き和
  • 量子測定。測定は状態を固有空間へ射影する操作として定式化される

参考文献#

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