共分散行列

共分散行列

執筆済 数学線形代数確率
Σij=Cov(Xi,Xj)=𝔼[(Xiμi)(Xjμj)]

対角成分が各変数の分散、 非対角成分が変数間の共分散

性質#

  • 対称Cov(X,Y)=Cov(Y,X)
  • 半正定値。任意の a について aΣa=Var(aX)0

半正定値性は分散が非負であることの言い換えにすぎない。 だから共分散行列として妥当かどうかは、固有値が非負かで確かめられる。

楕円として読む#

多変量正規分布の等確率面は楕円体になり、 その形が Σ で決まる。

  • 固有ベクトル … 楕円の軸の向き
  • 固有値の平方根 … 各軸方向の標準偏差

CMA-ES の探索分布この行列を学習する。 主成分分析も同じ行列の固有値分解。

標本共分散#

Σˆ=1n1k=1n(xkx)(xkx)

n1 で割るのは不偏推定にするため。

標本数が次元より少ない(n<d)と特異になる。 高次元データでこれは深刻で、縮小推定(Ledoit-Wolf など)で対処する。 CMA-ES が共分散を毎世代少しずつしか更新しないのも、 少ない標本から一度に推定するのを避けるため。

参考文献#

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