固有値分解
が直交行列である点が一般の対角化と違う。 を計算せず で済むため、数値的にも扱いやすい。
外積の和として#
固有値を重みとした、固有ベクトル方向の射影の重ね合わせ。 大きい固有値に対応する方向が、その行列の主要な作用を担う。
小さい の項を捨てれば低ランク近似になる。 主成分分析はこれを共分散行列に適用したもの。
行列関数#
対角化できれば、行列に関数を適用できる。
を対角成分に適用するだけ。これで 行列の平方根、 逆平方根、行列指数関数 が定義できる。
量子計算の時間発展 もこの形で、 がエルミートなので 固有値分解が保証されている。
計算コスト#
。CMA-ES が 毎世代ではなく 世代に 1 回だけ分解するのは、 このコストを償却するため。
参考文献#
- Lloyd N. Trefethen, David Bau III. Numerical Linear Algebra. SIAM, 1997. https://doi.org/10.1137/1.9780898719574
- Gene H. Golub, Charles F. Van Loan. Matrix Computations, 4th ed. Johns Hopkins University Press, 2013. https://www.press.jhu.edu/books/title/10678/matrix-computations