固有値分解

固有値分解

執筆済 数学線形代数

対称行列に対する対角化スペクトル分解とも呼ぶ。

A=QΛQ,QQ=I

Q直交行列である点が一般の対角化と違う。 P1 を計算せず Q で済むため、数値的にも扱いやすい。

外積の和として#

A=i=1nλiqiqi

固有値を重みとした、固有ベクトル方向の射影の重ね合わせ。 大きい固有値に対応する方向が、その行列の主要な作用を担う。

小さい λi の項を捨てれば低ランク近似になる。 主成分分析はこれを共分散行列に適用したもの。

行列関数#

対角化できれば、行列に関数を適用できる。

f(A)=Qf(Λ)Q

f を対角成分に適用するだけ。これで 行列の平方根逆平方根、行列指数関数 eA が定義できる。

量子計算の時間発展 eiHt もこの形で、 Hエルミートなので 固有値分解が保証されている。

計算コスト#

𝒪(n3)CMA-ES が 毎世代ではなく 𝒪(n2) 世代に 1 回だけ分解するのは、 このコストを償却するため。

参考文献#

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